
2008年07月30日
730(あれから30年)
日本本土とは逆の右側通行であるという状況は、1972年の日本への復帰後も6年間続きましたが、ジュネーブ交通条約の「一国一交通制度」による条約遵守の立場から、1978年7月30日をもって県内全域で左側通行に変更されることになりました。
前日29日の夜10時から8時間後の翌30日の朝6時をもって自動車は左側通行になり、ボクは早起きして、浦添市城間の58号線で歴史の瞬間を見たのです。一夜にしてバスとタクシーが新車に変わり、右側にハンドルがありました。信号機も逆にあり、みんなノロノロ運転で緊張した顔で運転していました。交差点では事故が相次ぎ、渋滞が続いていました。
あれから30年。人口比率で車の所有台数は日本一。車社会の沖縄ですが、事故のない安全で住みやすい島であり続けてほしいと願います。
PHOTO:日産 ダットサン サニー1200(B110型)左ハンドル
家の近くで発見!現在でもごくわずかだけど、復帰前の左ハンドル使用車が走っているのだ。
Posted by ユ キ ヒ ロ at 23:22│Comments(0)